2026 年 9 月 3 日

日本における企業エンゲージメントの拡大と ESG の進展

日本の ESG 指数とパッシブ運用に関する最新レポート (SGX との共同編集)

本レポートは SGX との共同執筆により、日本のサステナビリティ基準の進展、市場別指数と比較した日本上場企業の ESG パフォーマンス、そして指数連動の SGX FTSE Blossom Japan インデックス先物の成長動向という 3 つの主要なトピックについて分析しています。

今四半期の分析の主なハイライト:

  • 年 2 回実施される FTSE ESG レビューの一つである 2026 年 6 月レビューにおいて、日本企業によるエンゲージメントは過去最高水準となり、レビューコメント数は初めて 20,000 件を超えました。
  • 日本企業の ESG パフォーマンスは、2021 年から 2025 年にかけて FTSE ESG の 主要テーマ全般で改善が見られました。なかでも、気候変動、労働基準、人権において比較的大きな改善が確認されました。
  • FTSE JPX Blossom Japan Index および FTSE JPX Blossom Japan Sector Relative Index は、ESG ファクターが引き続きプラスに寄与したものの、当四半期のパフォーマンスは FTSE Japan All Cap Index を小幅に下回りました。
  • SGX FTSE Blossom Japan Index Futures は、日本市場に対する ESG 関連エクスポージャーを提供する流動性の高い投資手段として引き続き利用されました。2026 年第 2 四半期には建玉残高(Open Interest)が持ち直し、主要な配当期においても市場参加は堅調に推移しました。