SGX と共同執筆による最新の日本の ESG 指標およびパッシブ投資レポート
SGX と共同で執筆された本レポートは、日本のサステナビリティ基準の動向、通常の市場インデックスと比較した日本の上場企業の FTSE ESG スコア、指数連動型SGX FTSE Blossom Japan Index 先物の成長についてレビューしています。
日本における ESG のモメンタムを把握する
日本のサステナブル投資と未来に関するレポートの最新号は、国内におけるESGの動向をより良く理解し把握するための手助けとなります。GPIF の戦略的な投資と FTSE Russell のエンゲージメントにより、日本企業がグローバルな同業他社を上回るペースで ESG スコアを向上させている様子をご紹介します。
今四半期の分析の主なハイライト:
- GPIFのESGパッシブ投資におけるFTSE Blossom Japan Indexと、FTSE Russell ESGスコアに関する、日本企業に対するFTSE Russellによるエンゲージメントおよび企業コミュニケーションは、ほぼ毎年増加しています。FTSE RussellのESGスコアの平均も、他の地域と比べて改善されています。
- 2025 年 1-3 月、Blossom Japan Index と Blossom Japan Index Sector Relative Index はともに、ベンチマークである FTSE Japan All Cap Index に対しアンダーパフォームとなりました。これは主に、ESG ファクターによるマイナスの寄与によるものです。長期的なパフォーマンスは安定しています。
- SGX FTSE Blossom Japan Index 先物は、引き続ぎ日本のESGデリバティブとして選ばれており、市場占有率は98%(建玉、米ドルの想定元本)となっています。
過去の四半期レポート
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アセットオーナーによるサステナブル投資意向は引き続き堅調
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2024年 Q3 レポート
日本企業の ESG スコアの改善と課題 (後編) -
2024年 Q2 レポート
日本企業における ESG 情報開示の進化と ESG 投資の拡大 -
2024年 Q1 レポート
ESG開示の恩恵:日本企業の ESG スコアの改善と課題 (前編) -
2023年 Q4 レポート
全ての ESG スコアが同じというわけではない -
2023年 Q3 レポート
なぜ日本なのか? なぜサステナブル投資なのか? なぜ今なのか? -
2023年 Q2 レポート
貯蓄からサステナブル投資へ -
2023年 Q1 レポート
一挙両得: ESGと投資リターン の両立 -
2022年 Q4 レポート
注目が続く日本の ESG 投資と Blossom Japan インデックス・シリーズの堅調