FTSE 野村 Climate CaRD 世界国債インデックス

FTSE 野村 Climate CaRD 世界国債インデックス・シリーズは、基本ユニバースである FTSE 気候リスク調整世界国債インデックス (Climate WGBI) に組み入れられているソブリン債のエクスポージャーを基本として、キャリーとロールダウンを最適化することにより期待収益率の向上を目的としたインデックスです。

FTSE 野村気候リスク調整 CaRD 世界国債インデックス シリーズ (FTSE Nomura Climate CaRD WGBI) は、FTSE 気候リスク調整世界国債インデックス (FTSE Climate Risk-Adjusted World Government Bond Index (英語) (FTSE Climate WGBI、以下「基本ユニバース」)) の構成銘柄であるソブリン債のターゲット・エクスポージャーを反映しています。

このインデックス・シリーズは、Climate WGBI のデュレーションと国についての制約を維持しつつ、インデックスのキャリーとロールダウンを最適化します。世界の債券投資家が各種ファクターを柔軟に最適化しながら、気候リスクに関する考慮事項を組み込むことができるようサポートします。

本インデックス・シリーズは、投資適格の固定利付ソブリン債 (現地通貨建て) のパフォーマンスを測定します。FTSE世界国債インデックス (WGBI) に組み込まれた時価総額をベースとして、まず、定量的に気候関連ピラー 3 指標 (移行リスク・物理的リスク・耐性) を測定します。そして、各国の気候リスク特性に応じてインデックスのウェイトを調整するティルト手法を適用して、各国の時価総額ウェイトを決定します。

次に、各市場 (国) 毎の満期別セクターにおいてキャリーとロールダウンが最適、すなわち気候リスク調整後の時価総額ウェイトの制約と金利リスク (デュレーション) の制約を同時に満たしつつ、キャリー (時間経過によって得られる利回り) とロールダウン (債券の残存期間の経過とイールドカーブの傾きから予想される利回り低下がもたらす債券価格の上昇) の合計が最大となるように最適化を施し、満期セクターが選択されます。

本シリーズの構成:

  • FTSE Nomura Climate Risk-Adjusted Carry and Roll Down World Government Bond Index (FTSE Nomura Climate CaRD WGBI)

  • FTSE Nomura Climate Risk-Adjusted Carry and Roll Down World Government Bond Index ex Japan (FTSE Nomura Climate CaRD WGBI ex Japan)

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