2021 年 6 月 14 日
リフィニティブ、野村グループに資産運用アドバイザー向けプラットフォームを提供
ウェルス・アドバイザー向けオープン・プラットフォームとしてWorkspace for Wealth Advisorsを導入
場所を問わず効率的なワークフローと実用的なインサイトを提供
Refinitiv(以下、リフィニティブ)は、野村グループの海外ウェルス・マネジメント・ビジネスがRefinitiv Workspace for Wealth Advisorsを採用したことを発表しました。野村グループのシンガポールと香港に勤務するリレーションシップ・マネジャーと投資アドバイザーは、マーケットインサイトをタイムリーに取得し分析するための戦略的プラットフォームとしてRefinitiv Workspace for Wealth Advisorsを活用します。
リフィニティブが最近公表したウェルス・マネジメント向けレポート「Advancing the advisory client experience (英語)」によると、1年前と比べて現在の方が投資アドバイスを必要とする可能性が高くなっていると、ウエルスアドバイザリー利用者の43%が答えています。
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のグループ企業であるリフィニティブでアドバイザリー・ソリューション部門の責任者を務めるクリストファー・スパーク(Christopher Sparke)は次のように述べました。「野村グループが海外のウェルス・マネジメント・ビジネスを拡大することに協力できることは大変光栄です。Refinitiv Workspaceによって、野村の投資アドバイザーやリレーションシップ・マネジャーは、市場をリードするデータやカスタマイズされたワークフローの恩恵を享受し、顧客エンゲージメントやアドバイザーの生産性向上を実現することができるでしょう。」
野村グループの海外ウェルス・マネジメント・ビジネスの投資商品&アドバイザリー・ソリューション責任者であるAkshay Prasad氏は次のように語りました。「リフィニティブのソリューションを採用したのは、ユーザーフレンドリーなインターフェースと実用的なインサイトを兼ね備えており、当社のアドバイザーがそれに基づいてお客様に助言することができるからです。また、当社がグレーター・チャイナや東南アジア、そして世界各地の印僑投資家層を対象にフランチャイズの拡大を加速させていることも理由です。」
リフィニティブは、フロントからバックオフィスまでウェルス・マネジメント業界にサービスを提供してきた豊富な実績を有しています。過去2年間で同部門に多くの投資を行い、最先端のソリューションを市場に投入トしてきました。
現在進めている取り組みには、Scivantage (英語) などの戦略的買収や、Refinitiv Digital InvestorおよびRefinitiv Workspace for Wealth Advisorsをベースにした新しいソリューション構築が含まれます。Refinitivのウェルス・マネジメント・ソリューションは、ウェブベースのコンポーネント、構築済みのウェブページ、API、モバイルアプリ、および、金融機関のニーズに合わせて精緻に設定可能なコラボレーション・ツール(ビデオ、共同ブラウジング、セキュアチャットなど)で構成される柔軟なフレームワークを提供することで、デジタルプロパティの市場投入までの時間を短縮します。また、開発者用ツールキットは、内製チームが新たに高度なデジタルソ・リューションを設計する際により高いレベルの自由度を提供します。
注)本稿は、2021年6月9日発表された英文プレスリリースの抄訳です。内容に相違がある場合にはリフィニティブのホームページに掲載されている 原文(英語) が優先します。
リフィニティブについて
Refinitiv(リフィニティブ)はロンドン証券取引所グループ(LSEG)のグループ企業として、金融市場のデータとインフラストラクチャを提供する世界有数のプロバイダーです。Refinitivは、190カ国で4万余りの企業・機関、40万を超える利用者を擁し、世界全体で金融にかかわる市場参加者を支えています。お客様が自信を持って重要な投資や取引、リスク判断を実行できるように、情報とインサイト、テクノロジーを提供しています。独自のオープン・プラットフォームとクラス最高のデータおよび専門知識を組み合わせることで、選択と機会に結び付け、お客様とパートナーの皆様のパフォーマンス、革新、成長を促進してまいります。詳しくはウェブサイトをご参照ください。https://www.refinitiv.com/ja