2020 年 12 月 23 日
リフィニティブ、ESG関連情報をさらに拡充
MSCI ESGリサーチの各種リポートにアクセス可能に
ポートフォリオに潜むESG関連リスク・機会の検出に寄与
ニューヨーク・ロンドン・シンガポール発 - リフィニティブは、MSCI ESGリサーチの各種リポートをリフィニティブのEikonならびにWorkspaceのプラットフォームからリスクエストベースでバイサイドのお客さまがアクセスできるようになったことを発表しました。MSCI ESGリサーチは、リスク軽減と長期的な価値創造を強化するのに役立つ強力なESG統合ツールを機関投資家に提供しており、リフィニティブのサービスを通じて各種リポートに携帯端末からもアクセスできます。
リフィニティブのお客様はポートフォリオ内のESG(環境・社会・ガバナンス)のリスクと機会を特定するため、Refinitiv EikonおよびWorkspaceプラットフォームを通じて当社独自のESGデータとともに、MSCI のESG格付けと調査リポートを閲覧できるようになりました。これには、企業格付け、政府格付け、業界調査、および不祥事に関するリポートが含まれます。MSCI ESG格付けでは、人工知能(AI)、機械学習、自然言語処理を活用するとともに、アナリスト・チームが業界特有のESGリスクへのエクスポージャーならびに同業他社と比較してリスクをどの程度適切に管理しているかを基準に企業を「AAA」から「CCC」のスケールで格付けしています。
MSCI ESGリサーチでESGプロダクト責任者を務めるEric Moen氏は以下のように語っています。「ESGを統合することへの投資家の需要が増え続けていることには勇気付けられます。MSCI ESG格付けの各種リポートをRefinitivのプラットフォームを通じて提供することで、お客様のワークフローの柔軟性を高め、ESGコンテンツへのアクセスを向上させることができるのは喜ばしいことです。」
リフィニティブは今年、サステナブル・ファイナンス促進を後押しするのに寄与するリッパー・ファンドESGスコアの提供を始めました。相乗効果とパフォーマンス向上の連携を高めるため、リフィニティブのESGサステナブル投資とリッパー・ファンド・レーティング事業は昨年統合されました。
リフィニティブのサステナブル・ファイナンス、Lipper、I&Aインサイト責任者であるレオン・サンダース・カルバートは次のように述べています。「リフィニティブは、ESGデータを活用することで、資本の最適化による豊かな持続可能な成果の実現に注力しています。MSCIとの連携により、業界をリードするESGリサーチがリフィニティブのプラットフォームで閲覧できるようになります。さらに、調査リポート提供における当社の中心的な役割がもたらす価値をより高め、データ、インサイト、ワークフロー、分析を網羅するサステナブル・ファイナンスの全体像を明らかにすることへのリフィニティブのコミットメントを示しています。」
リフィニティブは18年以上にわたりESGのデータとソリューションに関連したサービスを金融業界に提供しています。また、ポジティブな影響と総合的な分析を供与することで投資家や企業の皆さまから信頼されている業界で最も豊富なESGデータベースの一つです。国連グローバル・コンパクトのメンバーであるリフィニティブは、責任あるビジネスの実践を核とした事業活動に取り組んでいる135カ国の9,000社以上が参加しているコミュニティの一員でもあります。
リフィニティブのESGデータは、投資家が健全かつサステナブルな投資判断を下すことをサポートします。当社のESGデータはグローバル時価総額の80%に相当する企業と450を超える指標をカバーしています。ESG投資に関する詳細はこちらをご覧ください。
以上
注)本稿は、2020年12月17日発表された英文プレスリリースの抄訳です。内容に相違がある場合にはリフィニティブのグローバルサイトに掲載されている原文が優先します。
リフィニティブについて
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